最高の一夜

女子サッカー日本代表アテネオリンピック出場決定!!!!

いやぁ、本当に最高のゲーム、最高の結果、最高の雰囲気
この全てが揃ったゲームは久々に体験してきました。

今回は青天白日の「おぢさん」のお誘いで
http://www.jsa-npo.or.jp/news/030610_miru.html
NPO日本サポーター協会の「観Ciao!」イベントの末席に参加させていただきました。

で、おぢさんと講釈師の武藤さんにはさまれての観戦と言う濃いポジション。君が代斉唱の声のでかい事(笑)

青天白日 http://members.aol.com/nipponsoccer/
武藤文雄のサッカー講釈 http://www.geocities.jp/hsyf610muto/

試合前からアウェイゴール裏のバックスタンドよりの毒々しい赤に我々スタンドにも戦う意識がじわじわとわいてきます。
なんというか韓国や中国の赤と違って赤が濃いんですよね。

試合が始まってもどんどん人が増えてくる。試合前はスタンドが寒くてしょうがなかったんですが、試合開始後はぎっしり詰った人の中で寒さを感じる事はほとんどありませんでした。
結局開けていなかったアウェイゴール裏メインスタンド寄りを開放。さらにバックスタンド2階席を開放。ついにはバックスタンドアウェイ側にまで日本サポーターを入れる始末。ハーフタイムで発表で31392人の観客!過去に男子日本代表の前座で試合した時も数万人の前でやっているはずですがあれとは全然違う。

いつもの代表戦とは違い、コールリーダーもホームゴール裏に集結しており、バックスタンドにいてどちらに合わせるか迷うような雑念も入らない。とにかくピッチに集中できる。素晴らしい環境でした。(バックスタンド中央下段に「Lリーグ連合」とも言うべき皆さんは集まっていましたが)

で、武藤さんは御自分のBLOGで「クールに燃える」宣言をされていた。この日の国立は本当のサッカー好きが集まったと言う感じでまさにその言葉通り。先制しても攻めこまれても浮つくことなくしっかりサポートしている。ブーイングもきっちりこなし、的確な選手名のコールと、97年当時を思い起こさせるような素晴らしいサポートでした。

当の武藤さんは途中熱くなってましたけどね。特に3点目の直前など・・・詳しくはかけませんがボールボーイにあんな命令をしてはいけません(笑)

とにかく、我々は全て終った気になってしまってついつい「ゆっくり休んで」と声をかけそうになっているんですが選手達は広島に移動して明日決勝戦を戦わなければいけません。

とにかく怪我をしないように。今無理をすることはありません。

では選手への一言コメント
GK:山郷のぞみ すばらしいプレーでした.中にアトランタ当時の川口が入っているんじゃないかと思いました。
DF:矢野喬子 山本との位置関係、センターバックとの役割分担が難しかったようで、何度か危ない突破を許してしまいました。この試合で一番我慢した人なんじゃないかな?
DF:磯崎浩美 とにかく体を張った気持ちの入ったディフェンス。ブレークするタイミングも素晴らしかった。
DF:下小鶴綾 高槻の秘密兵器爆発。彼女がこの試合のMVPではなかろうか。今後に注目です。
DF:川上直子 ワールドカップ時のウイングハーフではなく右SBでのプレー。上がりたいのを我慢してのプレー。試合開始直後の3人を抜きさるドリブルがあのスタジアムの雰囲気を作りました。最高!
MF:酒井與惠 北朝鮮の早いプレッシャーの中思ったとおりにボールを持つ事が出来ず苦しみました。その中で最後まで耐えきった。お疲れ様でした。
MF:山本絵美 彼女の存在が効いていました。一番良く動いたんでは無いでしょうか。
MF:宮本ともみ 酒井と同じくここでつぶしに来る北朝鮮。速い球離れを意識して良くやったと思います。酒井と宮本がもうワンステップ成長すればこのチームは完成しそう。
FW:荒川恵理子 得点やオウンゴールにつながった低いクロスも素晴らしいですが、相手のDFの嫌なところを見つけるポジショニングが素晴らしい。積極的な柳沢と言ったプレー
FW:澤穂希 もう何も言う事が無いというぐらい献身的なプレー。全盛期の中田と動きがダブりました。彼女が中央でつぶれない事がこのチームの芯になっていた。怪我治せ。
FW:大谷未央 もうお疲れ様としかいいようがありません。前半の途中から放り込みサッカーになってしまい荒川と大谷のダッシュ量は半端ではありませんでした。もう前半でいっぱいかと思いましたがそこから得点するんだもんな・・・脱帽です

FW:丸山桂里奈 いやぁ可愛い。それは置いといて今までの女子選手にはいなかったタイプ。背負える振り向ける交せる。ワールドカップ時とは大違いの成長ぶり。これからが楽しみ。
DF:山岸靖代 川上が後半少し上がりすぎになったところで投入。とにかく早めにトップに放り込むと言う指示を忠実にこなした感じ。1つ危ないプレーがあったけど流れを変えるのには大成功。
MF:柳田美幸 これも守備固めで投入。我慢しなければいけない時間でしっかり我慢が出来る選手と言うのは貴重。